キプリング童話集 ー動物と世界のはじまりの物語ー ehon196

1,980円(税180円)

キプリング童話集 ―動物と世界のはじまりの物語―

絵本/キプリング童話集/小学生/プレゼント/本/おすすめ/外国の絵本

はるかむかし、この世界がまだ新しく、動物たちが人間とはたらきだしたころ、
ある砂漠のまんなかに、1頭のラクダが住んでいました。
このラクダは、なまけもので、人間のために、はたらくなんて、
まっぴらだとおもっていました。
砂漠に生える、ギョリュウやトウワタ、それから木の枝などを食べてくらしていて、
だれにはなしかけられても、「フン!」としか言いませんでした。

絵本/キプリング童話集/小学生/プレゼント/本/おすすめ/外国の絵本

イギリス初のノーベル文学賞作家・キプリングが、
夜寝る前にわが子に語って聞かせた物語集『Just So Stories』の初邦訳です。
船でしか海外に行けなかった時代に、世界中を旅したキプリング。
お話には異国で出会った、今とはちょっと違った動物たちが沢山登場します。
短編集となっており、1つ1つの物語は短めのものが多いので
夜寝る前のお楽しみとして、少しずつ家族で読み進めるのがおすすめです。

小宮由さんの新訳は非常に読みやすく、
小学4年生以上の学習漢字に総ルビがふってある仕様ですので
子供たちが一人で読む本としても。
ハンス・フィッシャーの挿絵も素晴らしく、ファミリーへのギフトにも。

描写が丁寧で、読み聞かせしていても楽しく、
大人も子どもも、”職業”について考えるきっかけになる絵本。
ゴフスタインの「ゴールディーのお人形」とあわせておすすめです。

・ラドヤード・キプリング
英国の小説家、詩人。大英帝国統治下のインド・ボンベイに生まれる。5歳からイギリスで学び、その後、インド・ラホール(現在のパキスタン)で新聞記者として働いたのち、世界を広く旅する。代表作に、『人生の悪条件』、『ジャングル・ブック』など精力的に作品を発表。1907年に英語圏初、史上最年少でノーベル文学賞を受賞。

・ハンス・フィッシャー
絵本作家、画家。スイス・ベルンに生まれる。美術学校で装飾画・版画を学んだ後、パウル・クレーに師事した。舞台美術や壁画を手掛けるなど、画家として活躍しながら、自分の子どもたちと向き合い、絵本の創作もはじめる。代表作に『ブレーメンのおんがくたい』(福音館書店)、『こねこのぴっち』(岩波書店)など。

・小宮由
翻訳家。東京・国立市に生まれる。2004年より阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父は、トルストイ文学の翻訳家であり、良心的兵役拒否者である故・北御門二郎。主な訳書に『台所のメアリー・ポピンズ』『どうぶつたちのナンセンス絵本』『イワンの馬鹿』(以上、アノニマ・スタジオ)など多数。

作:ラドヤード・キプリング(著), 小宮由 (翻訳)
出版社: アノニマスタジオ

※絵本は多少キズ等見られるものもございますが、読書に差し障りのないものは良品としております。予めご了承くださいませ。
※単品の場合メール便でお送りできます。(メール便はラッピングはできません)


この商品を買った人はこの商品も買っています

おすすめ商品