絵本 かがみとチコリ 角野 栄子 、及川 賢治 ehon121

1,650円(税150円)

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かがみとチコリ

絵本 かがみとチコリ 角野 栄子 、及川 賢治

ちいさな丘のうえに、1けんのうちがありました。
もう何年も人がすんでいません。
その家の広間かべいっぱいに、おおきなかがみがかかっていました。
ある日のこと、わかい夫婦が引っ越してきました。

ふたりは、かがみをふきながら、うれしそうにいいました。
「わたしたちのうちよ!」
かがみはひさしぶりに、ぴかとひかりました。

絵本 かがみとチコリ 角野 栄子 、及川 賢治

夫婦には程なく赤ちゃんが生まれ、
チコリと名付けられました。
大きな鏡は、時々ゆりかごを揺すってやったり
誕生会では特別にピカピカ光ったり
チコリの成長を見守ります。

やがて大人になるチコリ。

鏡の心情が、娘を見守る母親や父親のそれのように描かれていて
チコリが喜ぶと鏡がうれしくてピカピカ光り、
それを読むこちらも温かい気持ちになるお話。

親や保護者の見守りの気持ちというのは
子どもに言葉で伝えるには難しいですが、
絵本を通して、じんわり理解してもらえると良いなあと思います。

全ページに鏡が描かれていて、
鏡面を生かしたイラストの構図も面白い絵本。

作:及川 賢治、 角野 栄子
出版社: 講談社
商品サイズ: 22.6 x 21.8 x 1 cm


※絵本は多少キズ等見られるものもございますが、読書に差し障りのないものは良品としております。予めご了承くださいませ。


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